32歳 女性 夫に週1のひとり時間を
32歳・女性です。
私と夫が結婚したのは今から4年前。
出会いは今から11年前、私が働いていた会社に夫が転職してきたのがきっかけでした。
夫と私は同じ部署です。
結婚によって部署が別々になる夫婦が多いと思いますが、うちの会社は大きい会社ではなかったため、ふたりとも異動にならず…ずっと一緒の空間で働いています。
もちろん会社が一緒なら仕事の場所も一緒なため、朝の通勤は当然一緒。
同じ部署のため、どちらかが仕事で外出とかがなければ昼も一緒。
帰宅に関しても時間が合えば一緒。
24時間・365日ほぼ一緒です。
私はもともと結婚する前は実家暮らしで、誰かと一緒に暮らすのに慣れていたので全然気になりませんでした。
ですが、夫はもともと一人暮らし歴が長く、1人の時間が少ないことにストレスを感じているのが分かりました。
結婚2年目くらいからでしょうか…家での夫婦の会話が減ってきたのは。
そこで私から提案したのが「休日の2日のうちの1日はお互いに干渉し合わない!それぞれが好きなことをして過ごして良い。」ということです。
夫は、もともとサッカー観戦が趣味だったのですが、私がほとんど興味を持たなったことから、観戦に行くということを遠慮していました。
ですが、このルールを設けたことによって夫は自分の趣味に没頭できる時間ができました。
また、どこかに行かないにしても書斎にこもって本を読んでいるだけの日もありました。
誰かに声をかけられずにただ集中して本を読む…そういった時間が夫には大切なようです。
この提案をすることで、夫婦の会話が圧倒的に増えました。
ひとりで過ごした1日はこんなことをしたよとか、今読んでいる本はこんな本だよ、とかたわいのない会話ですが、会話が増えたことによりふたりの関係性も良くなったと感じています。
そして残りのもう1日の休日をふたりで大切に過ごせるようになりました。
外出する機会も増えて、独身時代のようなデートを楽しんでいます。
女性にはなかなか理解できないですが、男性には「ひとりでしかできない時間」がとても大切なのだと思います。
これからも良い距離感を保って、お互いに尊重し合えるような夫婦になりたいです。
40代、女性。料理することでとても喜んでもらえたこと
40代の専業主婦です。
子育て中で、毎日バタバタしています。
旦那さんは、基本何でも感謝してくれるひとです。
しかし、一番喜んでくれることは料理をしたらすごく喜んでくれます。
まともとあまり料理は得意ではありませんでした。
なので、一生懸命作っていることを知っているから、喜んでくれるのだと思います。
初めては、本当に作ると言うほどこんだものは、作れませんでした。
だんだんと喜んでもらいたくて本に載ったものなどを頑張って作っても見ました。
手のこんだものは、今いち味が微妙でも誉めてくれました。
申し訳ない気持ちでいっぱいになりましたが、一生懸命作ってくれるのが嬉しかったといってもらえました。
なので、母親に聞いたり、それこそいろんな本で勉強したりしました。
始めに比べればそれなりに、料理も出来るようになってきたと思います。
相変わらず、上手くできたときも、出来なかったときも、料理をしたことにたいして、喜んでくれています。
やはり、言い方ひとつでやる気にもなるし、嫌にもなるなと、すごく感じています。
なので、自分もやってもらえたことや、してもらったときにはきちんと感謝することは忘れないようにしようと思っています。
なかなかきちんと感謝することは、一緒に暮らしていると忘れがちです。
しかし、旦那さんはそう言うことを忘れずにきちんと言ってくれます。
なので、自分も気を付けようと感じています。
それにやはり、喜んでくれているとおもうと料理もいろいろと挑戦してみようと思うし、頑張ろうと言う意欲も湧いてきます。
一緒に生活するからこそ、言葉も大事だし、感謝することも大事だなと思います。
相手に喜んでもらえることがこんなに嬉しいことだというのは、結婚して旦那さんに喜んでもらえたと言うのを感じたからだと思います。
嬉しいとか、ありがとうと言う気持ちはきちんと言葉にしてもらえると本当にやる気にもなるし、疲れもとれることなんだなと改めて感じました。
37歳女書斎部屋を作ってあげたら喜んだ
37歳で医療関係の仕事をしています。旦那は、教員をしています。私達は、私の祖父母が住んでいた家で生活しています。古いのですが、昔の人が建てたものなので、意外と丈夫です。
リフォームしながらですが、生活するのに支障もなく、楽しく暮らしています。平屋でそんなに部屋数はないので、夫婦で寝室1つだったのですが、私の職場の同僚が家を建てるときに、自分の書斎を作ったという話を嬉しそうにしていたので、旦那も書斎が欲しいのかなと思って聞いてみると、特にはいらないと。仕事を持ち帰ることもありますが、子供が寝てからリビングなどでやっているので、大丈夫だと言われましたが、そこは夫婦。大丈夫は大丈夫じゃない、欲しいけど、それは言えないという感じがしたので、リフォームではないのですが、寝室の横にあった物置部屋のような場所を休みの日に片付けました。
そこは、日用品のストックや掃除機などがおいてある3畳ほどの広さの部屋でした。物置と言いながらも日当りがあまり良くありませんが、窓もありました。そこにあったものを全て移動して、ニトリで購入した安い机と椅子、二段ボックスを置いて、旦那が帰宅するのを待ちました。帰宅して、その部屋の扉を開けて、旦那に見せたときの顔を今も思いだせるほど、子供のように喜んでいました。
書斎って程広くはないけど、使ってというと、本当に心の底から、子供が子供部屋を与えられた時のような顔をしてくれて、休みの日、一日頑張って良かったなと思いました。
書斎が出来てからも、リビングで仕事をすることが多いですけど、それでも自分の部屋が出来たので喜んでいます。子供ではないので、掃除などをうるさく私も言わないので、どうなっているかは分かりませんが、きっと几帳面な旦那なので、綺麗に片づけていると思います。時々、書斎に入って何をしているのかというと、漫画を読んでいるみたいです。リビングで読むと子供達がうるさいですから。
広い部屋を作ってあげることは出来ませんが、家に自分だけの空間があるってことで、旦那もとても喜んでくれたので、良かったです。そこに籠らないのも、旦那らしいなと思いました。
30歳女 夫の突然の体調不良に私がした事とは。
夫と私、子供の3人暮らしです。
子供が生まれるまではキャリア・ウーマンだったのですが、妊娠をしてから育児に専念したい気持ちが強くなり、育児休暇はとらずに退職を決意しました。夫も賛同してくれ、私は出産を機に専業主婦となりました。
子供が1歳を過ぎた時、夫が体調を崩しました。最初は食欲が落ちたなと感じました。体調を気遣うと、夫は大丈夫だと繰り返すばかりでした。
徐々に夫の体調は悪化していき、最終的に起き上がれなくなりました。病院へ行くと軽い鬱病だと診断されました。夫は朗らかで物腰も柔らかく楽観的な性格でした。その夫がまさか鬱病になってしまうなんて・・・。当時は本当に悲しく、信じられない気持ちで一杯でした。
辛そうにしながら仕事へ行く夫を見て、私は決意しました。自分が働きに出よう、と。夫とは何度も話し合いを重ね、結果、夫は仕事を退職しました。
私が就活をしている時に夫が仕事を辞めたので、私の働き先が見つかるまでは収入がゼロの状態でした。お互いの両親は既に他界しており、頼れる人もいない中でのことでした。今となれば笑い話ですが、その時は本当にプレッシャーで、一寸先は闇だったので毎日が地獄でした。
ただ、奇跡的に上手く仕事が決まり、収入ゼロの生活に終止符を打つことができました。専門職だったので、給与もそれなりに良く、3人が生活していけるだけの収入を得ることができました。
子供を保育園に入れ、夫は自宅療養をしながら病気を克服しました。幸いにも夫の病気は軽く済み、徐々にもとの生活に戻ることができました。夫の以前の仕事は本当に激務で、精神がすり減ることだらけの職場だったので、次に決める仕事は第一にマイペースで働ける職場を探しました。
夫は、この期間のことを今でも感謝していると言ってくれます。私が生い立てもせず、見守っていてくれたから病気を治し、再就職することができたのだと。
その時は辛くて絶望していても、焦らずにとにかく目の前の問題をクリアしていくことが大切だと感じています。